不動産購入の流れとは?

公開日:2019/03/01  最終更新日:2019/01/22

不動産物件を購入する流れは、数段階に渡ります。

実際に購入する際、スムーズに契約できるようにある程度は把握しておきましょう。

今回、物件見学~引渡しまでの流れをまとめましたので参考にしてください。

 

会社に連絡をして物件の見学をする

まず1段階目ですが、物件を取り扱っている会社への連絡です。

WEBや電話などで連絡を取り、2段階目は下見になります。

下見しなくても物件を買う事はできますが、大きな金額が動きますし、まずは下見で物件の状況を確認するのが一般的です。

下見の際には、連絡した会社の担当者が同行してくれます。

現地では、担当者に対して色々質問する事も可能なので、不明点がある場合は現地で確認する方が良いでしょう。

完成済みの物件を見学する事もあれば、オープンルームなどを見学するケースもあります。

どちらになるかは、物件の状況次第です。

 

物件申し込みと契約の詳細に関する説明

3段階目は、物件を買う為の申し込みです。

ただ申し込みすると言っても、契約が確定する訳ではありません

この申し込みの段階では、まず住宅会社などにお金を預ける事になります。

お金を預けないと、他の方々が物件を買ってしまう可能性があります。

ですから一旦は住宅会社に保証金を預けて、物件を買う予約を取る形になります。

この時に預けたお金は、後で返金されます。

住宅会社などに支払うのではなく、あくまでも「預ける」形になる訳です。

そして4段階目では、住宅会社の担当者から契約内容が伝えられる事になります。

担当者は契約書に記載されている重要な点を抽出して、分かりやすく説明してくれるので内容を慎重に吟味して、本契約するかどうかを判断する訳です。

その際、殆どの不動産会社では、契約書も提示されます。

もちろん説明の際に、担当者に質問する事も可能です。

5段階目は、本契約するかどうかの判断です。

上述の担当者の説明内容などを踏まえて、本契約して良いかどうかを慎重に判断します。

本契約で問題なければ、契約書に捺印します。

契約内容を聞いてみて、イメージと違うと感じた時は、本契約せずに見送る事も可能で、その際、預けたお金は返金されます。

 

ローンの契約手続きと物件の引き渡し

6段階目は、ローン商品の契約です。

住宅物件などは、全体的に販売価格は高めです。

2000万円以上の物件も多数あります。

多くの方々は、それを一括払いで支払うのは困難なので、ローンを組んでいる傾向があります。

ですから銀行などの金融会社に連絡をして、ローンの申し込みをします。

一旦申し込みしますと、金融会社による審査も行われます。

大抵の住宅ローンは、審査は2段階になります。

仮審査と本審査の二段構えになり、本審査の結果が通知されるのは、だいたい2週間目安になります。

金融会社によっては、1ヶ月かかる事もあります。

審査に通れば、申し込みした金額が入金されますから、物件の販売会社に支払います。

7段階目は、物件の引き渡しに関する手続きです。

その際住宅の鍵なども必要ですから、大抵は販売会社の担当者から鍵が手渡しされます。

更に物件に関する登記手続きなども行い、事務処理が全て完了したら、必要に応じて物件に引っ越しする訳です。

 

ですから不動産の物件を購入する流れは、全部で7段階になります。

大ざっぱには、まずは物件の見学をして、契約内容も確認します。

それで本契約の手続きを済ませたら、ローン契約の申し込みをして、物件が引き渡しされる訳です。

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WRITER沢野圭太
埼玉県出身。不動産歴6年。
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナーとしての視点で不動産情報を日々発信しています。
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